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2019/01/07 17:57



1.記憶力・集中力・認知症

脳は、脂質が約60%、タンパク質が約30%といわれていますが、レシチンは、脂質の中の50%、つまり脳全体の30%を占めています。
脳に多く存在し、情報伝達物質であるアセチルコリンの材料にもなっているため、「脳の食べ物」ともいわれています。
レシチンを十分に摂ることで、記憶力や集中力が高まるサポートをしてくれます。
とくに子供のような成長期には、脳を大きくしていくために大量のレシチンが必要といわれています。
また、老人性認知症を改善する働きも認められています。

2.コレステロール値・動脈硬化

レシチンは乳化作用(水と油を混じり合わせる作用)に優れ、細胞が円滑に働くよう老廃物を排泄して栄養を取り込む働きがあります。
血管内の老廃物や有害物質を掃除して、体内のあらゆる機能へ栄養物の運搬や酸素の補給等、欠陥循環の機能を促進し、また善玉コレステロールを増やし、悪玉コレステロールを減少させる働きもあり、動脈硬化を予防改善してくれます。

3.脂肪肝

レシチンは肝臓に溜まったコレステロールなどの脂肪を分解し、再合成をする働きがあり、脂肪肝を予防してくれます。

4.糖尿病

レシチンはインシュリンの分泌を正常化させ、糖尿病を予防してくれます。

5.妊娠中

胎児の脳細胞の70%は母親の胎内で作られ、生まれてから満3歳前後で残りの30%ができあがるといわれています。
そのため、妊娠中の母親や、生まれた子供が十分なレシチンを摂っていれば、脳細胞も充実してきます。
もし、粗悪な脂質を多くとると、それが未完成な胎児や幼児の脳内に入り、脳細胞が粗悪な材料によってできてしまいます。
しかし、良質なレシチンを十分に摂っていれば、リン脂質の代謝作用によって不要な有害物質は排泄されることになります。
羊水をキレイにし、酸素供給をスムーズにするので、妊娠中から積極的に摂っていただきたい栄養素です。
また、産後も十分なレシチンの補給をする必要があります。
不足することで、例えば母乳が出なくなったり、子宮の収縮や母体の回復が遅れて、髪の毛が抜けたり、便秘になったり、シミができたり、産後のストレスからくる神経障害を起こし、ノイローゼやヒステリー気味になることがあります。

6.肥満

レシチンには、脂肪の代謝を促進する物質を生成する働きがあります。
レシチンを摂ることで、脂肪が燃焼しやすくなり、肥満の予防改善に役立ちます。
中性脂肪を分解する働きもあるので、かくれ肥満の方にもおすすめです。また、ビタミンA・Eなど、脂溶性の栄養素の吸収を助けて、吸収率をアップしてくれるので、栄養のバランスが良くなり、代謝も良くしてくれます。